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息子たち 長男・肇の昔話 / 「博士号取得のため」の二足のわらじ。 |
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技術課の仕事につき、社内にない分析装置を大学へ借りに行くうちに大学の先生から働きながら取得できる博士課程の社会人枠が新しくできるので受験してみないかと誘われました。社長に博士課程の話をしたところ"これからは専門的なめっきの技術がますます必要となるから是非行きなさい"とOKをもらいました。
それから、夕方4時頃に大学に行き研究するという生活が始まりました。大学の研究というものは独創性(オリジナリティー)が必要です。今までに何処でも行われていない方法や特性を生み出すということが大切で今日の仕事もこのようなオリジナリティーを重視しています。そして、博士課程は順調に卒業できました。これも、このような環境を作ってくれた社長や社員の皆さんのおかげだと思っています。今思えば学生の頃おぼろげながら抱いていた"化学者になれたらな"という夢を実現することが出来ていました。
今後はこの名に恥じないような独創的なめっきの技術開発を行い、会社の発展ひいては世の中のためになるような活動を進めていきます。
次の目標としては"自他共に認める経営者"の器となり、子供の頃、決して口にして言えなかった"親の跡を継ぐ"こととします。
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