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息子たち 長男・肇の昔話 / 清川メッキ工業(株)への入社 |
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富士通での生活も2年半もしたとき母親から"お父さんの具合が最近悪いので早く帰って楽させてあげて"と電話がありました。仕事も新しいプロジェクトの担当となり面白くなってきたときでもあり悩みましたが、そろそろ親孝行をしなければならないと感じ退社を決めました。仕事の引継に半年かかりましたが平成3年に清川メッキ工業(株)に入社しました。
入社してビックリしたことが2つあります。1つ目は父親が病気もなく元気だったことで、2つ目は会社の敷地が広がり、従業員も140人に膨れ上っており、私が以前知っていた会社とは規模が大きく変わっていたことです。
子供の頃、指の爪の間を真っ黒にして働いていた町工場の社長だった父親がどのようにしてこのような規模にまで発展させたか非常に興味深く感じました。
お客様から色々な依頼を受け取り組む姿勢は"自由なる創意の結果が大いなる未来を拓く"と会社方針でうたっているように、創意工夫をモットーにたった1%でも可能性があればとことんやってみる姿勢がありました。
これが今日の会社の糧と成っていると感じました。
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