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息子たち 長男・肇の昔話 / 技術の基礎を叩き込まれた富士通(株)時代 |
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半導体は早く新商品を提供するほど大きな利益が生まれるということで、沢山の人や設備を導入していました。世界で最初に開発することが会社全体の目標であり、かなりきつい仕事をみんなおこなっていました。
そのころ富士通(株)は不夜城と呼ばれており、夜の9時からが残業といった雰囲気で定時に帰る人はおらず、忙しい時には残業時間が月に100時間を超えることもありました。新入社員の頃、先輩はみんな忙しくてほとんど面倒を見てもらえませんでした。仕事は自分で探し、自分で育てていくといった社風もあり、分からないことは先輩に相談しながらドンドン自分の仕事を増やしていきました。そして仕事に対する取り組み方や色々な特性の評価をすると行った技術的な基礎をここで学びました。
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