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 息子たち 次男・卓二の昔話 / 社長としての親父

 親父は、厳しいが思いやりがある。親父の性格が、家族の性格である。
 社長は、厳しいが思いやりがある。社長の性格が、会社の性格である。

 親父と社長は、同じなのか?

  私は、清川メッキに就職し、社長と親父を区別し、会社では、社長として受け入れ、親父としては、受け付けないようにと、努力した。しかし、社員、お客さんからみると、親子であることは、顔や名前からだけでなく、態度や言葉使いでわかるらしい。

  私は、そのことを嫌った。兄が同じように、親父と息子の会話をお客さんの前でしていることを嫌った。しかし、30歳になり、子とももでき、考えが変わった。親父と社長は別ではなく、「親父の中に、社長がいる。」会社経営は、難しく大変だが、子供を育てることの方がもっと大変であると感じたからだ。社長であることは、やめられるが、親であることはやめられない。社長は、社員の方に対しても、社長としてではなく、親父として接していると感じる。社員の方に対し親であることは、社長であることより何百倍も難しい。しかし、それをしてる。これは、息子だからわかるのかもしれない。



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