めっき技術 TECHNOLOGY
量産実績有り
Hydrophobic plating (Electroless Nickel-PTFE composite plating)
PFOS/PFOAフリーのニッケルーPTFE複合めっき皮膜です。撥⽔性、離型性、摺動性、汚れ付着防⽌などの機能性があります。家電製品、機械、医療機器など幅広い産業分野に使用されています。
■材質
ステンレス鋼、鋼、銅、チタン合⾦ など
■サイズ
300mm×300mm以内
※ それ以上のサイズはご相談させて下さい。
撥水めっきに関するご質問等につきましては、ページ下のお問い合わせフォームから、もしくは、以下の製造部直通E-mailおよび直通ダイヤルよりお気軽にお問い合わせください。
製造専用E-maiアドレス:origin@kiyokawa.co.jp
製造直通電話番号:0776-23-2922
無電解ニッケル-PTFE | 撥水性、摺動性、離型制、非粘着性 |
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黒色撥水(黒色Ni-PTFE) | 防錆性に耐摩耗性が付与 |
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※上記以外の仕様についてもお気軽にご相談ください
⽔の接触⾓110°以上
Ni-PTFE複合めっき処理をした金網は⽔をすくうことが出来るほどの撥水性を持ちます。
Ni-PTFE複合めっきの摩擦係数は、Niめっきと⽐べ1/3以下に低減することが可能です。
鶏⾁を⽤いた張り付き試験による性能試験
★⽬的
⽣体組織の張り付き性低減を確認するため
★⽅法
1. Ni-PTFEめっき処理を⾏ったSUS板を準備
2. 300℃のホットプレート上で加温
3. 鶏⾁を10秒置く
4. 繰り返し実施
5. 鶏⾁とSUS板がくっつき持ち上がったところを終点
★結果
PTFE含有量を多く含んだNi-PTFEめっき⽪膜の⽅が⾁が張り付きにくい(汚れが付きにくい)
Ni-PTFE複合めっきの特性に、反射防止性を併せ持った皮膜です。
詳細は黒色化処理のページをご覧ください。
PTFE含有量を変化させることで、さらに性能をカスタマイズできます。試作対応も承っております。
・PTFE含有量変化による特性への影響
めっき膜の構成を教えて下さい。
下地Niめっきを⾏なった上へNi-PTFEめっきを⾏なっております。
めっき膜厚はどれくらいですか。
下地Niめっき、Ni-PTFEめっき共に5μmを基本としています。
ただし、お客様のご要求に合わせて、膜厚の調整は可能です。
REACH規制に対応していますか。
2020年7月に改正されたREACH規制において、規制が強化されたPFOA規制値を満たした皮膜をご提供可能です。