Niめっき⽪膜中にPTFE粒⼦を共析させた複合めっき⽪膜になります。
家電製品、機械、医療機器など幅広い産業分野において、撥⽔性、離型性、摺動性、汚れ付着防⽌などの機能向上に貢献しています。2020年7⽉に改正されたREACH規制に対応しためっき⽪膜の提供が可能です。
■材質
ステンレス鋼、鋼、銅、チタン合⾦ など
■サイズ
300mm×300mm以内
※ それ以上のサイズはご相談させて下さい。
無電解ニッケル-PTFE | 撥⽔性、摺動性、離型性、⾮粘着性 |
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黒色撥水(黒色Ni-PTFE) | 防錆性に耐摩耗性が付与 |
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※上記以外の仕様についてもお気軽にご相談ください
⽔の接触⾓110°以上
Ni-PTFE複合めっき処理をした金網は⽔をすくうことが出来るほどの撥水性を持ちます。
Ni-PTFE複合めっきの摩擦係数は、Niめっきと⽐べ1/3以下に低減することが可能です。
鶏⾁を⽤いた張り付き試験による性能試験
★⽬的
⽣体組織の張り付き性低減を確認するため
★⽅法
1. Ni-PTFEめっき処理を⾏ったSUS板を準備
2. 300℃のホットプレート上で加温
3. 鶏⾁を10秒置く
4. 繰り返し実施
5. 鶏⾁とSUS板がくっつき持ち上がったところを終点
★結果
PTFE含有量を多く含んだNi-PTFEめっき⽪膜の⽅が⾁が張り付きにくい(汚れが付きにくい)
Ni-PTFE複合めっきの特性に、反射防止性を併せ持った皮膜です。
詳細は黒色化処理のページをご覧ください。
めっき膜の構成を教えて下さい。
下地Niめっきを⾏なった上へNi-PTFEめっきを⾏なっております。
めっき膜厚はどれくらいですか。
下地Niめっき、Ni-PTFEめっき共に5μmを基本としています。
ただし、お客様のご要求に合わせて、膜厚の調整は可能です。
REACH規制に対応していますか。
2020年7月に改正されたREACH規制において、規制が強化されたPFOA規制値を満たした皮膜をご提供可能です。