めっき技術 TECHNOLOGY
開発技術
Plating on the ABS resin
ABS樹脂へのめっきは、⾦属製品に⽐べて製品の軽量化、低コスト化が図れます。⼩型部品への装飾性及び耐⾷性を重視しためっきをする事が可能です。
ABS樹脂、PC-ABS樹脂
□300mm×200mm以下
※製品サイズ、ランナー位置など事前にご相談ください。
無電解銅 | 導電性付与、電解めっきの下地、軽量化 |
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無電解ニッケル | 導電性付与、電解めっきの下地、軽量化、耐摩耗性、耐久性向上 |
電解銅(光沢) | 装飾性、導電性向上 |
電解ニッケル(光沢) | 装飾性、耐食性、耐摩耗性、素材保護 |
電解金 | 装飾性、耐食性 |
※上記以外の仕様についてもお気軽にご相談ください
当社では、比較的小さな、□300mm以下の小型樹脂部品へのめっきに対応しております。
小型品且つ、複雑な形状をした製品へのめっきにおいても、形状を考慮しながら、処理させていただきます。
母材は樹脂で軽量化し、表面にめっき処理することで、新たな用途開拓が期待できます。
当社では、光沢Cu、光沢Ni、Auめっきが対応可能です。
特に、金めっきは、電気伝導性や熱伝導性に優れ、また、光の反射性が高い表面にすることができるため、光反射の用途にも用いることが出来ます。
⾞のバンパーなど、⼤きな樹脂部品へのめっきも可能ですか︖
大変恐れ入りますが、現在の保有設備では、対応可能な製品サイズは□300mm×200mmまでとなります。
電気めっきなので端部分は膜厚が極端に厚くなりませんか?
めっきで使用する治具と言われるものを調整する事で、サンプル内の膜厚差を抑える事が出来ます。
※膜厚分布の確認は、条件出し用のサンプルを支給して頂けると幸いです。
複雑な形状の製品ですが、均一なめっきの光沢を得る事は可能ですか?
めっき時の電流密度等、条件の調整で複雑な形状の内部まで安定した光沢を得る事が可能です。