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新年、あけましておめでとうございます

 明けましておめでとうございます。
2015年の年度方針は「事前の一策」です。「事前の一策は事後の百策に勝る」という教えからとりました。これは、事前に策を打つことは事が起きてから慌てて対応するよりもはるかに価値があるという意味です。問題が起きてからでは、方策は限られ、それも時間もコストもかかることが一般的です。
最近の「事後の百策」の事例としては某エアバックメーカーのリコール事件が記憶に新しいと思います。リコール台数は全世界で1千万台を超え、リコール代金は少なくとも1,000億円以上の賠償になるそうです。人命を守るはずの安全機器がなぜ一瞬にして凶器に変わったのか。まだ、はっきりとした原因は断定できていないようですが、海外工場での火薬に対する品質管理が不十分なことが主原因とみられています。
大きな問題を起こさないためには「事前の一策」をとることが何より大切です。では、どうすれば「事前の一策」がうまくできるのか。それには、過去の失敗経験を生かすこと、すなわち「過去の失敗」の本当の原因(真因)を突き止めることが大切です。トヨタグループには、「なぜを5回、真因を追究する」という哲学があります。ところが、この真因を突き止めることは並大抵ではありません。問題が起こった要因はいくらでも挙げられ、そのたくさんある要因から本当の原因をこれだと絞り込まなければならず、この作業は相当に難しいものと言えるでしょう。それでもトヨタでは、「なぜを5回」を徹底し、真因を探し、再発・未然防止策を考え、「事前の一策」をとっているのです。
今年は当社でも品質の再点検を徹底したいと考えています。
しかしながら、「事前の一策」とういうものは、非常に効果的な「策」であっても、往々にしてそれは目立たないものです。大問題が起きると騒がれ、多くの人・物・金を使い「事後の百策」を取らざるをえません。そこで解決できれば、誰からも良くやったということで評価は上がることでしょう。しかし、「事後の百策」より「事前の一策」の方が大きな信頼にもつながり非常に価値のあることなのです。
当社が長らく不良率を出さず、お客様に安全、安心を提供できた原動力は、このような見えにくい「価値」を皆さんが積み上げてきたからだと思います。
本年は未(ひつじ)年です。羊は群れをなすことから平和の象徴とされ、縁起の良い動物とされています。品質重視で羊のように平和で縁起の良い年にしましょう。

                                 清川メッキ工業株式会社
                                  代表取締役社長 清川 肇


テーマ:お知らせ    【 2015年01月05日 】