ここから始まりました
1997年2月 全鍍連(全国鍍金連合組合会報誌)
10年前より、「鍍金(めっき)」の発祥は越前・福井と確信していました。
これは、めっき屋として起業した時から、めっきに夢を託し、めっきで夢を実現してきた想いが、めっきの歴史に触れ、ロマンを抱いた瞬間から始まりました。
最先端の技術を語るには、最古の技術を知る必要がある。最先端の道を拓くには、最古の歴史を知っておく必要がある。そんな想いが、この事実にたどり着きました。
わからなずくめのスタート(2007年1月)

復元しようと考えても、
正確な大きさがわからない?
質感や光沢がわからない?
飾り具の付け方がわからない?
わからなずくめのスタートでしたが、文献により、特徴、大きさ、製法などを調べていきました。
わからないのであれば、現物を見に行こう!(2007年2月)

文献だけでは、得られる情報には限界がありました。
それでは、現物をみよう!
まさに現場、現物の精神が清川社長を動かしました。
熱意というものは、本当に伝わるもの!運は、やはり掴むもの!国立博物館に保管されている冠が、たまたま期間限定で展示されていました。
しかし見るだけでは、正確な大きさや質感を復元するには、難しい!何とか写真として、映像として残せないか。
困っているときは、社長の場合は、必ずよいタイミングで、助けてくれる人がいます。いや、助けてくれるのではなく、チャンスを呼び寄せていると感じました。国立博物館は、個人での撮影は、許可が下りませんでしたが、テレビ局の取材として「文化を伝える使命」としては、特別許可がおりました。テレビ局が、冠作りを取材してくれることになりました。テレビ局のクルーと共に、しっかり、映像と感性に焼き付け冠の作成開始です。
