電子部品同士がめっきの際にくっついてしまい、
歩留まりが悪化することはございませんか。
電子部品の中でも長辺電極品、超低抵抗品、薄型電子部品などは、
特にくっつきやすい製品になっています。
具体的には、電極面積が広い場合、電極表面がフラットな場合、
製品が薄型形状の場合には電極同士の接触面積が多くなるなどの
影響で、めっき加工中に製品に析出しているめっきがくっつき
やすくなります。
くっつきが多く発生すると、くっつき不良として製品の歩留まりの悪化につながってしまいます。
くっつき改善のために製品自体の設計を変更する必要があるのか?というと、なかなか難しいかと思います。
では、どのように改善することができるのか。
私たちは、お客様の個々の製品仕様に合わせ、
「めっき液」x「バレル内撹拌条件」x「めっき析出条件」
これらの条件を組み合わせ最適設計を行うことでくっつきの抑制を
図っております。
過去の事例として、お客様で解決できなかった10%超のくっつき不良率を1%未満に抑制した実績もございます。
バッチアップの際にくっつきを増加させない設計事例もございます。
製品が特殊形状でどうしてもめっきでくっつき不良が多くなってしまうなど、
くっつき不良でお困りでしたら、ぜひ当社までご相談ください。