設備名 |
吸光分光光度計 |
メーカー |
HITACHI |
型 式 |
U-1100 |
仕 様 |
[分光器] 瀬谷−波岡型分光器 レシオビーム方式 [測定波長領域] 200〜1100nm [分解能] 5nm [波長精度] ±1nm [測光モード] ABS、%T、CONC |
仕様用途 |
液体試料中の物質の定量分析 |
設置・登録日 |
1999/11 |
備 考 |
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測定原理


■Lambert-Beerの法則(図).gif
呈色溶液、または定量成分との反応によって呈色化合物溶液に光(可視領域を中心に約350〜800nm)を当て、分子起動電子の励起に基づく呈色化学種の吸収を、その吸収極大波長で測定し、その強度から定量分析を行います。 図より強さIoの単色光が濃度C、長さLの液層を通過したあとItに減光したとすると、次式が成り立ちます。 It/Io=10−ε・c・L=t(Lambert-Beerの法則) ε:吸光係数 t:透過度 透過度の逆数の常用対数をとると、 log(1/t)=ε・c・L=E となり、Eを吸光度と呼びます。この吸光度を測定することによって、モル吸光係数既知の溶液中の濃度が求められます。
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