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脱脂とは

脱脂について

Q) めっき工程では、ほとんどの場合、脱脂洗浄工程があると聞きます。
      素材の状態で、どのような脱脂処理があるのでしょうか。


A) 回答
     めっき素材には、研磨加工時の研磨剤(バフ研磨ー動植物油)や金属粉(鉱物油)、錆防止(鉱物油)などに使用する各種油類など、めっきをするための障害物となる汚れが付着しています。この汚れを除去して、出来るだけ清浄な表面にすることが脱脂の目的です。また、汚れにはたくさんの種類があり、いろんな性質持っているので、その性質に見合った除去法を選択する必要があります。


脱脂工程の分類としては以下の様になります
○予備脱脂・・・溶剤脱脂、エマルジョン脱脂
○本脱脂・・・アルカリ浸漬脱脂
○仕上げ脱脂・・・電解脱脂

脱脂の種類(溶剤洗浄法)

脱脂の種類(溶剤洗浄法) / 脱脂とは
溶剤洗浄法

多量に付着している油脂や研磨材などを本脱脂前に除去する


予備的な脱脂の工程のことで、脱脂剤として有機溶剤を用いる。



溶剤は油脂に対して大きな溶解性を持っていることから特に重質


油などの除去に効果がある。

脱脂の種類(エマルジョン洗浄法)

脱脂の種類(エマルジョン洗浄法) / 脱脂とは

エマルジョン洗浄法とは水のほかに、界面活性剤と溶剤から構成されており、界面活性剤の役割には洗浄液中の溶剤の乳化をもたらし製品と汚れの間に入り込み汚れ分を浮かせる作用が有ります。


溶剤洗浄法同様に本脱脂の前の予備脱脂として使用されます。


 

脱脂の種類(アルカリ浸漬洗浄法)

脱脂の種類(アルカリ浸漬洗浄法) / 脱脂とは

アルカリ浸漬洗浄とは、水酸化ナトリウムや炭酸ナトリウムなどのアルカリ塩を用いた脱脂液に浸漬して、動・植物油脂をけん化作用で水溶性の石鹸に変化させて除去する方法です。
油脂の汚れを除去する場合は必ず使用されます。

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