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事例:02.表面の光沢が違う-光沢ムラ

02.表面の光沢が違う

部分的にもしくは全体にわたって、表面の光り方が違うように見えることを、一般に光沢ムラと言います。


では、なぜそのような現象が起こるのでしょうか?

現象

現象 / 事例:02.表面の光沢が違う-光沢ムラ

表面の光沢が違う、ということは、表面の凹凸状態が違う、とも言えます。


光沢ムラ、つまりめっき表面が凸凹になる原因は、単純に、光沢剤の濃度というだけではなく、素材の影響、処理工程の条件なども影響します。

解析事例@―局部的なピット発生

解析事例@―局部的なピット発生 / 事例:02.表面の光沢が違う-光沢ムラ

ピットとは、めっき皮膜に局部的にできた凹みのことです。生成メカニズムは上の通りです。


このメカニズムから分かるように、ピットの発生を抑制するためには、反応ガスをどのようにめっき表面から離れやすくするか、ということがポイントとなります。

解析画像<ピット>

解析画像<ピット> / 事例:02.表面の光沢が違う-光沢ムラ

この事例は、Cu素材に電解Niめっきを行った際の事例です。


めっき処理後、製品の端部に凹凸が確認されました。その部分を解析したところ、皮膜の凹みが確認され、また、その形状から、ピットであることが確認されました。

解析事例Aーめっき皮膜の凹凸による光沢ムラ

解析事例Aーめっき皮膜の凹凸による光沢ムラ / 事例:02.表面の光沢が違う-光沢ムラ

真鍮に無電解Niめっきを行ったものです。めっき後、色調不良が確認されました。しかし、未析出なのか、光沢ムラなのか、一見しただけでは分からなかったため、解析を行いました。SEMでの表面解析より、Ni析出は確認されたものの(EDSにより確認)、表面の析出状態が異なっていることが確認されました。色調が異なって見えたのは、通常部は平滑なめっき皮膜なのに対し、異常部は凹凸があったためでした。


このようなめっき皮膜の析出異常による光沢ムラが発生する原因としては、めっき液状態に問題があった、めっき処理条件がミスマッチだった、などが原因として考えられます。


 


上記事例だけではなく、光沢ムラの原因は様々です。めっき製品の微小化、微細化が進んでいる現在では、さらに複雑でその製品ならではの不具合も多数あります。従いまして、発生した不具合に対し、様々な角度からの分析、解析が必要であると考えます。その点におきまして、当社は「めっき屋」としての経験と知識を最大限に活用し、解析を行っております。


 

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