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Niめっき中のPb分析方法の確立

RoHS対象物質分析技術 Ni中のPb分析について

RoHS対象物質分析技術 Ni中のPb分析について / Niめっき中のPb分析方法の確立
ICPにおけるNiめっき液中のPb分析では、主成分であるNiの粘性が強いことから原液分析は物理干渉による誤差の原因となります。希釈を行うと定量下限を引き上げてしまうので微量なPbは検出できなくなります。また第1波長ではNiの干渉を受けるので他の波長を選択しなければならず、感度が悪くなります。その波長もFeの干渉を受けるので、めっき皮膜溶解液など、液のマトリクスによっては選択できないか、あるいは測定誤差となります。これらの要因で、Niめっき液中のPbの分析は精度が出にくくなっておりますが、当社では溶液の中からPbのみを抽出する処理を行うことで、上記課題を解消しております。定量下限を(未処理に比べ)10倍以上引き下げており、皮膜溶解液のような複雑なマトリクス条件下でも精度よく分析することが可能です。

めっき皮膜中鉛分析における、母材溶出の影響

めっき皮膜中鉛分析における、母材溶出の影響 / Niめっき中のPb分析方法の確立

めっきクリニックのRoHS指令物質分析において、めっき皮膜中鉛分析が最も多く依頼を頂いております。その中で、重要な点は、2つ
@分析精度
A母材からの金属溶出の影響による誤差の低減です。

@の分析精度に関しては、環境分析の分野でISO/IEC17025認定を受けており、同レベルでの分析をご提供できます。
Aにおきましては、分析会社それぞれの考え方、方法があり、めっき皮膜と母材知識が大きく精度に影響します。

そこで、A母材からの金属溶出の影響による誤差の低減についてご説明します。

Q:メッキを溶かした時に母材から溶け出した金属がメッキの重量に対して若干含まれてしまうと思いますが、母材から溶け出す量を少なくする工夫はなされていますか?

A:めっき皮膜中の鉛含有量を測定する場合、めっき皮膜を完全に溶解する必要がございます。そのため、素材からの溶出は免れません。
 仮に、母材まで完全溶解しましても測定値は出せますが、分析液の粘度など別の問題が出てくるため出来るだけめっき皮膜溶解後に、母材溶出が少なくなる独自の方法を採用しております。しかし、若干、素材からの溶出してしまった分につきましては、弊社では独自の方法を開発し分離して分析しております。

Q:母材から溶け出した金属の割合をある値以下に規定されていますか?
     
A:当社では、母材の溶出におけるめっき膜の分析結果への影響の有無を確認するため、母材のみについての分析も行っております。その母材の測定結果より、母材の溶出量について基準値を設け、その基準値内で分析を実施しております。


 


KIYOKAWAめっきクリニックは、こだわりと積み重ねた技術資産により、分析精度に対し信頼を得られる技術をもちいています。

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