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清川メッキTOP > 分析技術 > キヨ子先生の分析講座(エネルギー分散型 微小部蛍光X線分析装置(μEDX))

分析技術

■エネルギー分散型 微小部蛍光X線分析装置(μEDX)

  • 成分を迅速に非破壊で分析できるので、製品や分析資料の情報収集に役立てています。
  • 微小範囲の分析が可能なので、製品のめっき部分のみを特定した有害物質調査を行っています。
  • めっき膜の厚みを測ることもでき、完成した製品の品質を確かめることに役立てています。

■簡単な原理説明

試料の表面にX線を照射して蛍光X線を発生させ、そのエネルギーの大きさや強度を測定します。蛍光X線は元素固有のエネルギーを持っているため、そのエネルギーの大きさを調べることで試料に何の元素が含まれているのかを判別することができます。試料中に多く含まれているものほど、検出されるエネルギーの量(強度)も大きくなるため、そこから元素濃度を求めることができます。

■分析の様子

私がこの装置に出会ったときに最も驚いたのは、この装置が試料に触れることなく分析をしていた事です!
私は、この装置の力を最大限に 引き出せるように日々研究しています。そして、私たちの生活の中に有害物質を含んだ製品が紛れ込まないよう、安心を届けるために装置と共に目を光らせています!

X線分析は非破壊で、固体や液体中の成分を測定します。また、この装置に関しては、照射するX線が非常に細く、エリアを特定できることから、構造が複雑な製品や小さい製品にとても向いています。
操作は、測定したい箇所にピントを合わせるだけなのでとても簡単です。
しかし、下地の影響を補正する機能や、特定の元素を遮断するフィルター機能、薄膜測定法など、分析精度を上げるための様々な機能があるので、使用する際の条件判断は重要です。また分析線の選択をしっかり吟味しないと、ほかの元素の影響を受けて全く違う結果になるということにもなり兼ねません。装置の機能は、人の判断によって、結果に与える影響を大きく変えるのです。また、あくまでも簡易法なので、必要な時は他の装置の力を借りるという判断も重要です。

エネルギー分散型 微小部蛍光X線分析装置(μEDX)

今回のキーワード

  • ・非破壊分析
  • ・スクリーニング
  • ・膜厚測定

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