スマートフォン版を表示
清川メッキTOP > 分析技術 > キヨ子先生の分析講座(断面研磨)

分析技術

■断面研磨機

  • この機械で研磨を行い、製品の断面部を見えるように加工しています
  • 研磨され断面部がきれいに磨き上がった製品は、金属顕微鏡やSEMなどで観察されます
  • 断面観察により、めっき皮膜の厚みや密着具合などを調べています

■簡単な原理説明

樹脂に埋め混み固めた製品を、上から一定の力で回転しているヤスリに当てていきます。平行に固定した状態で観察したい所まで切削します。
製品の断面をよりクリアに観察するために、粗研磨→細研磨→布仕上げという順序で、研磨面をピカピカに仕上げます。

■作業の様子

断面研磨をして製品の内部を観察することで、表面からは分からないたくさんの事を知ることができます。
例えば、めっき皮膜の状態を観察して品質の評価を行ったり、悪い部分の構造を確認して原因追究を行ったりします。人間で言うならMRI検査みたいなものですね。
100μm以下の極微小な異常部を狙う時もあるんですよ!的中してその原因を特定できたときの達成感は最高です。そして、依頼者からの「ありがとう」の一言で、苦労が報われとてもうれしい気持ちになります(*^o^*)
このような研磨技術は、失敗と成功を繰り返しながら得られた汗と涙の結晶なのです!!

製品解析において断面観察は、その実体を明らかにする一番の方法です。ですから、研究技術は解析の精度を上げる重要なポイントになります。研磨作業は、微妙な時間や圧によって仕上がりが大きく違ってくる繊細なもので、時にはダレなどの研磨不良が生じて正確な断面が観察できない場合もあります。ここで重要なのは、その不良に気付けるか、それを回避できるかです。すなわち、技術力、判断力、経験がものをいいます。少しでも個人差をなくす為、製品によって研磨条件が確立されていますが、最後の微調整はやはり人の熟練した感覚が必要です。
※当社研磨工法の詳細は断面研磨ラインナップをご参照下さい。

めっきクリニック

イオンエッチングによる断面解析事例

今回のキーワード

  • ・機械研摩
  • ・断面観察
ページTOPへ